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 基本的に特撮・ゲーム・自作小説が中心のブログです。  小説に関しては常識ですが無断転載は禁止です。

スパロボBASARA 第一話 第八章


突如通信機から聞こえてきたユキトの声に驚き、固まるタカヤ。それをよそに、ユキトは静かに言葉を続ける。
「聞こえていないのか? 生きているのなら返事をしてくれ、タカヤ」
「ユキ・・・・・ト?」
「生きていたのか・・・・・・安心したよ。よく無事だった」
「無事だったじゃねえ!! 一体何のつもりだ!?」
「何がだ?」
 ユキトの言葉は淡々としたものだった。そのあまりの感情の無さにタカヤは激怒する。
「とぼけてんじゃねえよ!! お前がやった事を忘れたのか?! アラドを撃って、蒼雷皇を強奪して・・・・・・俺たちを裏切るような真似をしやがって!!」
「勘違いをしないでくれ。僕は君達を裏切ったわけじゃない」
「嘘なら、もっとマシな嘘をついたらどうだ?」
「本当だ。僕の・・・・・いや、我ら『鉄神党(てつじんとう)』の目的は連邦と同じだ。だからこそ、今の連邦を倒す為、今日この時を待ち続けてきたんだ」
「鉄神党? 目的? 待ち続けてきた?」
タカヤはユキトの言っている事が理解できなかった。いや、理解する事を心が拒んでいた。ユキトの言う事が正しければ、今まで自分達に接していたユキトは―――――。
その時・・・・・・
「気を逸らすな! フルアクセルだ!!」
「!!」
ユキトの叫んだ声でタカヤは反射的にアクセルペダルを踏み込んだ。すると、さっきまで立っていた場所に熱線が飛んできた。参式がオメガブラスターを撃ってきたのだ。もし、アレが直撃していたら・・・・・・。タカヤの背中に冷たい物が走った。
しかし、符に落ちないのはユキトだ。自分達と敵対する事を選びながらも、自分を助けるという矛盾した行動にタカヤは混乱するばかりだった。
「なんで俺を助けた!? それに今の攻撃がわかったって事は、すぐ近くに――――」
「余計な事はいい。早くもう一度ドッグに戻れ」
「おい! 質問に――――」
「死にたいのか! 早くするんだ!!」
「!!」
ユキトの声に、タカヤは反射的にアクセルを入れてしまう。今までの習慣とはいえタカヤには屈辱的だった。それでもタカヤはユキトの言葉に従って緋炎皇が格納されていたドッグへと向かう。
無論、参式も緋炎皇への追撃をかけてきていおり、即座にドリルブーストナックルを飛ばしてきた。
「来た!?」
「スピードを緩めるな! 機体を右に回すんだ!!」
ユキトの言葉どおりにタカヤは緋炎皇を旋回させると、ドリルブーストナックルが左肩を掠めて通過していった。
「背後に気を配るのを忘れないようにするんだ。君はシミュレーションの時から背後への警戒心が薄いからな」
「五月蝿い! ゴチャゴチャ言うな!!」
ユキトの声がタカヤの苛立ちを煽る。それが反論のしようが無い正論であるだけに、余計に怒りを加速させていた。
ユキトの助言が無ければ、今ここに立っている事はない事ぐらいタカヤにもわかる。それでも、ユキトの真意の見えない言動は極めて不気味だった。
そんな奇妙な協力により、タカヤはドッグへと舞い戻った。
「着いたら、ドッグの外にある黒いコンテナの中身を取り出すんだ」
「黒いコンテナ・・・・・これか!」
タカヤはコンテナを破壊し、中身を取り出した。
「これは・・・・・・」
驚愕のあまりタカヤは声が出なかった。こんな『武器』が存在するのか? その『異様さ』にただあきれ果てる事しか出来なかった。
それだけではない。それを見つけた時に、緋炎皇がそれを自機の武装として認識していた。
「見つけたようだね。なら僕に出来るのはここまでだ」
「え? 待て、ユキト!!」
「忘れるなタカヤ。世界は鋼鉄の秩序の元に再構築される。必ずだ」
タカヤの言葉を無視して、ユキトは一方的に通信を切る。その瞬間、タカヤは怒りを顕にした。
「何が鉄神党だ・・・・・・・・なにが「世界は鋼鉄の秩序の元に」だ・・・・・」
タカヤはレバーを握る手に力を込め、怒りのこもった言葉を呟く。その背後からはゆっくりと参式が近づいてきている。
「ふざけやがって・・・・・・ふさけやがって!! ふざけやがってぇぇぇぇぇぇっ!!」
タカヤは、自身の腹の底から出てきたような咆哮と同時に、持っている『武器』を横凪に振るった。
『武器』は、参式の頭部へ衝突する。その瞬間、まるで何かが爆発したように参式の体が宙を回転し、地面に叩きつけられていた。
「なめやがって・・・・・・」
タカヤは、まるでその場にいる参式など存在していないかのように怒りを撒き散らす。
「そっちがどんな気か知らねえが・・・・・・やってやろうじゃねえか! お望みどおり、コイツで全部たたきつぶしてやる!!」
『武器』を地面に叩きつけて、タカヤは吼える。その武器・・・・・・全長がPTほどもある巨大な金棒『暴魂(ぼうこん)』を手にして・・・・・・。

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蘇芳

Author:蘇芳
特撮とケームとマンガをこよなく愛するオタクです。

 最近の流行についていけないながらも、色々と頑張って生きてます。

 どうやら小説などのようにある程度の長文を開いた時に表示が完全にされないバグのようなものがあるらしいです。


 原因はわかりませんが、対処法としてはツールバーの履歴アイコンを2回ほど押せば直るようです。

 ただ、これはIEでの対処の仕方です。他のソフトを使っている場合は申し訳ありませんがどう対処すればいいかわかりません。

 少々不便でしょうがよろしくお願いします。

メアドです
suou00●hotmail.co.jp
●を@にしてください。

 ミクシィにもいますので、入れる人はよかったら見てください。

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