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 基本的に特撮・ゲーム・自作小説が中心のブログです。  小説に関しては常識ですが無断転載は禁止です。

スパロボBASARA 第一話 第七章


 最悪だ・・・・・・タカヤは心の中で何度も呟いた。目の前の機体・グルンガスト参式は、それほどの異様と迫力を出していた。
 参式は、連邦が所有する特機の中でも抜きん出た性能を持っている。不幸中の幸いか、参式斬艦刀はインスペクターとの戦闘時に行方不明となったゼンガー・ゾンボルトの登場するダイナミック・ゼネラル・ガーディアンの武装になっているものの、標準的な兵士が乗れる機体では最も完成度が高いと言っても過言ではないだろう。
 その参式が強奪され、目の前に敵機としている・・・・・・・・。それがタカヤにとって大きなプレッシャーとなる。
「落ち着け、落ち着くんだ・・・・・。まずはこの場をどうやって切り抜けるかだ!」
 タカヤは、即座に現在の緋炎皇の状態を調べる。思ったよりもさっきの被害は少ない。さっきドリルブーストナックルらしき攻撃を食らったものの、当たり所が良かった為か致命的な損傷は無かった。
 しかし喜んでなどいられない。あの参式には緋炎皇のような重量級のPTすらも簡単に破壊できるほどの出力がある。
 ならば逃げるか? それも無理な話だ。参式はそこまで遅くは無い。逃げ出そうとした瞬間、ドリルブーストナックルが背中を貫くのは目に見えている。
 この状況をどう打破すべきか? タカヤは既に理解していた。
「戦うしかないな・・・・・・・やるだけやって、隙を見て逃げるか」
 意を決し、タカヤは緋炎皇を突撃させた。それに合わせて参式も間合いを詰め始めた。
 まずは牽制代わりにショットガンを撃ち続ける。だが、やはり参式の装甲は並ではない。何発も何発も散弾を撃ち込みつづけるものの、ダメージを与えるどころか相手の足を止める事は出来なかった。やはり参式の装甲は他の機体とは比べ物にならない。
「くそったれが!!」
 さらに歩み寄る参式に向かい、タカヤは緋炎皇のショットガンを捨て、ブレードを両手で持って参式の機体に袈裟斬りに叩きつける。
 その一撃は、完全に参式を捕らえ、機体を両断・・・・・・できなかった。
「なに!?」
 参式の装甲は、あまりにも強固だった。タカヤの想像を遥かに越えるほどに・・・・・・。タカヤは焦り、必死になってブレードを何度も参式を斬り付ける。しかし、それでも参式を揺るがす事は出来ず、その参式の余裕がさらにタカヤを焦らせる・・・・・・。
 もはや悪循環に陥り、タカヤは自分自身が深い底無し沼に落ちていくかのような悪寒すら覚えていた。
「畜生がっ!!」
 タカヤは、今までよりもブレードを大きく振り上げる。だが、その判断は最悪だった。ブレードを振り上げた瞬間に、参式の右拳が緋炎皇へと振り下ろされた。
 不安定な体勢で攻撃を受けた為、緋炎皇は耐え切る事が出来ずに大きく吹き飛ばされ、タカヤもコクピットの中で何度も体を撃ちつけた。安全ベルトなど物の役には立たず、体中に痛みが走る。まるで車に衝突したかのような衝撃にタカヤは激しく息を乱し、滝のように脂汗を流す。
 無論、相手が自分を待っているわけではない事は素人のタカヤでもわかる。必死にレバーを握り締め、タカヤは機体を立て直す。
 だが、その判断ですら遅かった。タカヤが緋炎皇を立て直した時、既に参式の左腕にはドリルブーストナックルが装備されていた。
「!!!」
 タカヤは自分の顔から血の気が引いていくのがわかった。ドリルブーストナックルの破壊力は前大戦でもトップクラスの兵器である。それをまともに喰らってしまえば、今度こそ緋炎皇の機体はもたない。
 必死に機体を射線軸から外そうとするタカヤ。だが、相手も即座に反応し、緋炎皇の動きに追いつき、ドリルブーストナックルを発射した。
 高速で飛来する巨大なドリルに対し、タカヤは反射的にブレードをぶつけた。だが、無論ドリルブーストナックルを止めるほどの力は無い。それどころか叩きつけた瞬間、ドリルの回転によってブレードは砕け散った。
 不幸中の幸いというべきか、ブレードを叩きつけた事により、ドリルブーストナックルの推進方向が変わったため直撃だけは免れる事が出来た。
 しかし、緋炎皇はともかくタカヤに対してのダメージは軽くは無かった。何度も体を揺さぶられ、衝突の際の衝撃は緩和しきれずに襲いかかる。
 何度も意識を失いそうになる中、タカヤは殺されないように必死に自分の意識を繋ぎ止め、立ち上がる。だが、もはや武器は完全に失った。元々効果は薄かったものの、それでも無いよりはマシだ。それが無くてはこの緋炎皇では参式に勝つ事など絶対にできやしない・・・・・・・。
 絶望と諦め、そして少しずつ迫ってくる確実な死の予感がタカヤにのしかかる。その時・・・・・・
「通信・・・・・・?」
 それは発信者不明の無線通信だった。なぜ、こんな時に・・・・・・そもそも、なぜ緋炎皇に通信を? 
 いぶかしがりながらもタカヤは通信回線を開いた。
「聞こえているか? タカヤ・・・・・・」
「!?」
 タカヤは一瞬、自分の耳を疑った。通信機から聞こえてきた声は、紛れも無くユキトの物だった。

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蘇芳

Author:蘇芳
特撮とケームとマンガをこよなく愛するオタクです。

 最近の流行についていけないながらも、色々と頑張って生きてます。

 どうやら小説などのようにある程度の長文を開いた時に表示が完全にされないバグのようなものがあるらしいです。


 原因はわかりませんが、対処法としてはツールバーの履歴アイコンを2回ほど押せば直るようです。

 ただ、これはIEでの対処の仕方です。他のソフトを使っている場合は申し訳ありませんがどう対処すればいいかわかりません。

 少々不便でしょうがよろしくお願いします。

メアドです
suou00●hotmail.co.jp
●を@にしてください。

 ミクシィにもいますので、入れる人はよかったら見てください。

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