6th BREAK 『大 敵−アーク・エネミー−』 第2章
2007-05-02
更新しました。
今回は意識的に雰囲気を変えてみましたが、どうなんでしょうか・・・・ 2
「わかった!! もう頼まねえよ!!」
ジョウスケは持っていた電話を叩きつけるように切り、ベッドに横になった。あまりに腹が立ちすぎて、何もする気にならない。
『投獄されているジンとどんな形でも良いので一度話をしたい』それぐらいの願いが叶わないとは夢にも思わなかった。
機密保持云々の注意など自分には関係無い。なにせ、元々機密など全く覚えていなければ覚える気もサラサラ無いのだから。
そんな自分の駄目社員ぶりはともかく、一番可愛そうなのは間違い無くマユだ。実の父が実の兄を監禁し兄妹の再会を邪魔しているのだから、マユにとってはこれほど辛い事も無いはずだろう。マユは優しい子だ。父であるレンジも兄であるジンもかけがえの無いほど大切に思っている。その二人の間に立つ事の辛さ、それは自分に想像出来る程度では足りないだろう。
そう思っていると、携帯が鳴った。メール着信だ。だとしたら、相手は決まっている。ベッドの上を転がって携帯を取ってみると想像どおりの内容だった。
「『今から、お話できますか? マユ』か・・・・・」
ジンが拘束された日から、マユは今まで以上に会話を求めてきた。話自体は他愛も無い事なのだが、そこから彼女が必死に隠そうとしている不安が見えてくるのが痛々しい。
そんなマユに対してジョウスケが出来る事は会話をして、少しでも不安を取り除いてやる事ぐらいだろう。
ジョウスケは『OK じゃあ、いつものところで』と言うメールを返信し、すぐに自分の部屋を後にした。
「あ・・・・・もう来てたか」
『いつものところ』には、既にマユがコーヒーと共に座っていた。ジョウスケは、少し気まずさを感じながらもマユの前に座る。
二人が「いつものところ」と言っているのは、社内にある喫茶スペースの一番端である。ここを使う理由は二つ、人工的な環境とはいえ草花のある風景が目に心地いいのと、一番端にあるためにあまり注目されない事がある。
なにせ、マユは会長令嬢であり、あのジンの妹だ。そういう立場の人間がこのような場にいる事は非常に他人の興味を引く。例え、本人が一切望まずとも・・・・・
それを避け続けて、ついた場所がここだっただけなのだ。
「すみません、また突然・・・・・・」
「いや、いいさ。特に用事があったわけじゃないし」
ジョウスケはあらかじめ買ってきていたコーラの口を開けながら、マユに笑顔で返す。マユは自分を気遣ってか、会うたびに謝っている。正直なところ、そんなに卑屈になられてもこちらが困る。
だが、その後は常に他愛の無い会話をする事になる。テレビや本、社内で見た珍事等を話し合い、二人は時間を忘れて話し合った。
そんな中、ジョウスケはマユが一口も手元のコーヒーを飲もうとしない事に目を止める。
「なあ、そのコーヒー飲まないの? もう冷めてるみたいだけど」
「あ・・・・・・」
少し前はうっすらと湯気が立っていたコーヒーは、既に冷め切って温くなっているのが傍から見てもわかるほどだった。
すると、マユはそれまでとは違い、困ったような表情を浮かべてジョウスケから視線を逸らす。
「実は・・・・・・ブラックと間違えて買ってしまって・・・・・・」
確かにカップの中はいつものブラックでは無く、クリームで濁っており香りにもバニラのような甘さを感じる。どう考えてもマユの好みとは正反対だ。
やはりマユは相当まいっているようだ。だが、心配している事を表に出せば更に彼女を追い詰めてしまう。ここはできるだけ明るく振舞った方がいいだろう・・・・・
「ははは、ドジだなマユは。天然入ってるんじゃないか?」
「わ・・・・笑わないでくださいよ」
マユは少し顔を赤くして反論してきた。だが、本気で怒っている訳ではないのは彼女のかすかな笑みがあらわしている。どうやら読みは当たっていたようだ。恋人いない歴=年齢の自分の判断も間違ってはいないらしい。
「そうだ。試しにそのコーヒー飲んでみたら? 食わず嫌いするより絶対良いって」
話を広げようとそう言ったのがまずかった。とたんにマユの顔は曇り、自分の顔から視線を逸らす。どうやら、マユにとってあまり言われたくない言葉だったようだ。やはり、恋人いない歴=年齢の判断を押し通す物ではない。
「ご・・・ごめん!!」
「え?」
「そんなに甘い物が嫌だとは思わなかった!! 気遣いが足りなくてごめん!!」
マユの機嫌を直そうとジョウスケは必死に頭を下げる。彼女の負担を和らげるはずが真逆の事をしてしまっては最悪だ。
マユの方もジョウスケの様子に驚き、慌てふためく
「あ、ジョウスケさんの言葉がいやだとか、そういう意味じゃないんです!! ただ、嫌な事を思い出したので・・・・・」
「嫌な事? それって―――」
ジョウスケは途中で言葉を止めた。また余計な事を言って場をこじらせては意味が無いと判断したからだ。
だが、そうしたところで気まずくなった空気は変わらず、二人はそのまま沈黙してしまう。ジョウスケは何か話でもして強張った空気を和らげたいのだが、下手に話してまたマユを困らせたらと思うと話を切り出す事が出来なかった。
これはまずい、非常にまずい。マユを助けてやろうとして追い詰めてどうするというのだ。こうなったら、封印していた顔芸を出すしかない。色々な意味で印象はがた落ちになるが背に腹は変えられない。
ジョウスケは覚悟を決めて、手を自分の顔に伸ばす。
「あ・・・・あの・・・・」
意外な事にマユの方から話を切り出してきた。ジョウスケは顔に伸ばそうとしていた手を慌てて引っ込める。
「ジョウスケさんさえよかったら、私の話を聞いてくれますか?」
「あ・・・・うん、うん」
予想外の展開と嫌われていない事にジョウスケは心の中で胸を撫で下ろす。
「あたしは甘い物自体嫌いなわけじゃないんです。ただ、甘い物食べていると嫌な事思い出して・・・・・」
喋りながらマユは手元にある冷めたコーヒーのカップを持ち、見つめている。その視線がジョウスケには寂しそうに見えてならない。
「私の家族・・・・・ジョウスケさんも色々と知っているでしょう? ちっとも家族らしくなくて、全く顔をあわせない日だってあった・・・・」
マユの言葉を聞いて、ジョウスケは以前マユに話された事を思い出した。マユの父親のレンジ会長とその長女であるミツコは家の事を省みずに事業に没頭していて、それに反発したジンは幼い頃から家に帰る事を拒み続け、帰ってきてもノブユキと鍛錬に明け暮れており、マユは全自動化された屋敷の中で常に寂しい思いをしていたと・・・・・。
「いつも一人ぼっちだった私は、父さんが用意させていたお菓子を食べていたんですよ。
多分父さんも姉さんも、兄さんと違って反抗をしない私の事を手のかからない良い子だと思っていたんですね。
でも、本当は違う。私は反抗の仕方を知らなかっただけ。ただ寂しい、寂しいと思い続けながら目の前にあるお菓子を食べていただけ・・・・・
だから、甘い物を食べると昔の寂しい時を思い出してしまうので・・・・まあ、私が気にしすぎているだけなんでしょうけどね」
そう言って笑うマユの笑顔が痛々しい。きっと彼女は常に孤独に怯えて生きてきたのだろう。そして、それは今も決して変わらない。そう思うとジョウスケは胸を締め付けられるようだった。
「・・・・・・・・・決めた」
「え?」
「ジンを助ける」
「えーっ!?」
突然叫んで立ち上がるマユを慌ててジョウスケは押さえ込む。周囲から注がれる冷たい視線を会釈でかわし、マユにそっと耳打ちする。
「静かに・・・・・今騒いだらどうにも出来なくなるだろ」
「は・・・・はい、すいません・・・・・・でも、どうやって?」
「それは・・・・・ちょっと待ってな」
ジョウスケは手元の携帯を弄って文字を打ち、それをマユに見せた。会話やメールを盗み見られる可能性を考えたジョウスケなりの最善の策であった。
その携帯に書かれた文章を見て、マユは驚いていた。自分で口元を押さえて、必死に声が出ないようにしているのが健気である。
「大丈夫?」
「はい・・・・・出来るとは思いますけど、問題はジョウスケさんなんじゃ・・・・」
「なんで?」
「だって、こんな事したら絶対にジョウスケさんはイスルギにいられませんよ? それじゃあ、ジョウスケさんが・・・・・・」
「ん〜」
それは気にならないと言えば嘘だ。衣食住が完備されているこの生活を手放すのは惜しい。だが・・・・・
「まあ、いいさ。その時はその時。なるようになるって。じゃあ、問題無しって事で」
そう言って、ジョウスケは席を立ち上がる。こうなったら早速できるだけの準備しないといけない。それに時間がかかれば自分の場合決意が鈍ると思うからだ。
「あの・・・・・」
不意に聞こえてきたマユの声にジョウスケは振り向く。
「なんで、ジョウスケさんはそこまでしてくれるんですか?」
不思議そうな顔をして聞いてくるマユにジョウスケは頭をかきながら答える。
「兄弟の感動の再会が見たいだけだよ」
そう言って、ジョウスケは自分の部屋に戻っていく。
・・・・・・言える筈が無い。「君が好きになったから、君の為に何かをしてやりたい」なんて、自分のキャラじゃないのだから。
今回は意識的に雰囲気を変えてみましたが、どうなんでしょうか・・・・ 2
「わかった!! もう頼まねえよ!!」
ジョウスケは持っていた電話を叩きつけるように切り、ベッドに横になった。あまりに腹が立ちすぎて、何もする気にならない。
『投獄されているジンとどんな形でも良いので一度話をしたい』それぐらいの願いが叶わないとは夢にも思わなかった。
機密保持云々の注意など自分には関係無い。なにせ、元々機密など全く覚えていなければ覚える気もサラサラ無いのだから。
そんな自分の駄目社員ぶりはともかく、一番可愛そうなのは間違い無くマユだ。実の父が実の兄を監禁し兄妹の再会を邪魔しているのだから、マユにとってはこれほど辛い事も無いはずだろう。マユは優しい子だ。父であるレンジも兄であるジンもかけがえの無いほど大切に思っている。その二人の間に立つ事の辛さ、それは自分に想像出来る程度では足りないだろう。
そう思っていると、携帯が鳴った。メール着信だ。だとしたら、相手は決まっている。ベッドの上を転がって携帯を取ってみると想像どおりの内容だった。
「『今から、お話できますか? マユ』か・・・・・」
ジンが拘束された日から、マユは今まで以上に会話を求めてきた。話自体は他愛も無い事なのだが、そこから彼女が必死に隠そうとしている不安が見えてくるのが痛々しい。
そんなマユに対してジョウスケが出来る事は会話をして、少しでも不安を取り除いてやる事ぐらいだろう。
ジョウスケは『OK じゃあ、いつものところで』と言うメールを返信し、すぐに自分の部屋を後にした。
「あ・・・・・もう来てたか」
『いつものところ』には、既にマユがコーヒーと共に座っていた。ジョウスケは、少し気まずさを感じながらもマユの前に座る。
二人が「いつものところ」と言っているのは、社内にある喫茶スペースの一番端である。ここを使う理由は二つ、人工的な環境とはいえ草花のある風景が目に心地いいのと、一番端にあるためにあまり注目されない事がある。
なにせ、マユは会長令嬢であり、あのジンの妹だ。そういう立場の人間がこのような場にいる事は非常に他人の興味を引く。例え、本人が一切望まずとも・・・・・
それを避け続けて、ついた場所がここだっただけなのだ。
「すみません、また突然・・・・・・」
「いや、いいさ。特に用事があったわけじゃないし」
ジョウスケはあらかじめ買ってきていたコーラの口を開けながら、マユに笑顔で返す。マユは自分を気遣ってか、会うたびに謝っている。正直なところ、そんなに卑屈になられてもこちらが困る。
だが、その後は常に他愛の無い会話をする事になる。テレビや本、社内で見た珍事等を話し合い、二人は時間を忘れて話し合った。
そんな中、ジョウスケはマユが一口も手元のコーヒーを飲もうとしない事に目を止める。
「なあ、そのコーヒー飲まないの? もう冷めてるみたいだけど」
「あ・・・・・・」
少し前はうっすらと湯気が立っていたコーヒーは、既に冷め切って温くなっているのが傍から見てもわかるほどだった。
すると、マユはそれまでとは違い、困ったような表情を浮かべてジョウスケから視線を逸らす。
「実は・・・・・・ブラックと間違えて買ってしまって・・・・・・」
確かにカップの中はいつものブラックでは無く、クリームで濁っており香りにもバニラのような甘さを感じる。どう考えてもマユの好みとは正反対だ。
やはりマユは相当まいっているようだ。だが、心配している事を表に出せば更に彼女を追い詰めてしまう。ここはできるだけ明るく振舞った方がいいだろう・・・・・
「ははは、ドジだなマユは。天然入ってるんじゃないか?」
「わ・・・・笑わないでくださいよ」
マユは少し顔を赤くして反論してきた。だが、本気で怒っている訳ではないのは彼女のかすかな笑みがあらわしている。どうやら読みは当たっていたようだ。恋人いない歴=年齢の自分の判断も間違ってはいないらしい。
「そうだ。試しにそのコーヒー飲んでみたら? 食わず嫌いするより絶対良いって」
話を広げようとそう言ったのがまずかった。とたんにマユの顔は曇り、自分の顔から視線を逸らす。どうやら、マユにとってあまり言われたくない言葉だったようだ。やはり、恋人いない歴=年齢の判断を押し通す物ではない。
「ご・・・ごめん!!」
「え?」
「そんなに甘い物が嫌だとは思わなかった!! 気遣いが足りなくてごめん!!」
マユの機嫌を直そうとジョウスケは必死に頭を下げる。彼女の負担を和らげるはずが真逆の事をしてしまっては最悪だ。
マユの方もジョウスケの様子に驚き、慌てふためく
「あ、ジョウスケさんの言葉がいやだとか、そういう意味じゃないんです!! ただ、嫌な事を思い出したので・・・・・」
「嫌な事? それって―――」
ジョウスケは途中で言葉を止めた。また余計な事を言って場をこじらせては意味が無いと判断したからだ。
だが、そうしたところで気まずくなった空気は変わらず、二人はそのまま沈黙してしまう。ジョウスケは何か話でもして強張った空気を和らげたいのだが、下手に話してまたマユを困らせたらと思うと話を切り出す事が出来なかった。
これはまずい、非常にまずい。マユを助けてやろうとして追い詰めてどうするというのだ。こうなったら、封印していた顔芸を出すしかない。色々な意味で印象はがた落ちになるが背に腹は変えられない。
ジョウスケは覚悟を決めて、手を自分の顔に伸ばす。
「あ・・・・あの・・・・」
意外な事にマユの方から話を切り出してきた。ジョウスケは顔に伸ばそうとしていた手を慌てて引っ込める。
「ジョウスケさんさえよかったら、私の話を聞いてくれますか?」
「あ・・・・うん、うん」
予想外の展開と嫌われていない事にジョウスケは心の中で胸を撫で下ろす。
「あたしは甘い物自体嫌いなわけじゃないんです。ただ、甘い物食べていると嫌な事思い出して・・・・・」
喋りながらマユは手元にある冷めたコーヒーのカップを持ち、見つめている。その視線がジョウスケには寂しそうに見えてならない。
「私の家族・・・・・ジョウスケさんも色々と知っているでしょう? ちっとも家族らしくなくて、全く顔をあわせない日だってあった・・・・」
マユの言葉を聞いて、ジョウスケは以前マユに話された事を思い出した。マユの父親のレンジ会長とその長女であるミツコは家の事を省みずに事業に没頭していて、それに反発したジンは幼い頃から家に帰る事を拒み続け、帰ってきてもノブユキと鍛錬に明け暮れており、マユは全自動化された屋敷の中で常に寂しい思いをしていたと・・・・・。
「いつも一人ぼっちだった私は、父さんが用意させていたお菓子を食べていたんですよ。
多分父さんも姉さんも、兄さんと違って反抗をしない私の事を手のかからない良い子だと思っていたんですね。
でも、本当は違う。私は反抗の仕方を知らなかっただけ。ただ寂しい、寂しいと思い続けながら目の前にあるお菓子を食べていただけ・・・・・
だから、甘い物を食べると昔の寂しい時を思い出してしまうので・・・・まあ、私が気にしすぎているだけなんでしょうけどね」
そう言って笑うマユの笑顔が痛々しい。きっと彼女は常に孤独に怯えて生きてきたのだろう。そして、それは今も決して変わらない。そう思うとジョウスケは胸を締め付けられるようだった。
「・・・・・・・・・決めた」
「え?」
「ジンを助ける」
「えーっ!?」
突然叫んで立ち上がるマユを慌ててジョウスケは押さえ込む。周囲から注がれる冷たい視線を会釈でかわし、マユにそっと耳打ちする。
「静かに・・・・・今騒いだらどうにも出来なくなるだろ」
「は・・・・はい、すいません・・・・・・でも、どうやって?」
「それは・・・・・ちょっと待ってな」
ジョウスケは手元の携帯を弄って文字を打ち、それをマユに見せた。会話やメールを盗み見られる可能性を考えたジョウスケなりの最善の策であった。
その携帯に書かれた文章を見て、マユは驚いていた。自分で口元を押さえて、必死に声が出ないようにしているのが健気である。
「大丈夫?」
「はい・・・・・出来るとは思いますけど、問題はジョウスケさんなんじゃ・・・・」
「なんで?」
「だって、こんな事したら絶対にジョウスケさんはイスルギにいられませんよ? それじゃあ、ジョウスケさんが・・・・・・」
「ん〜」
それは気にならないと言えば嘘だ。衣食住が完備されているこの生活を手放すのは惜しい。だが・・・・・
「まあ、いいさ。その時はその時。なるようになるって。じゃあ、問題無しって事で」
そう言って、ジョウスケは席を立ち上がる。こうなったら早速できるだけの準備しないといけない。それに時間がかかれば自分の場合決意が鈍ると思うからだ。
「あの・・・・・」
不意に聞こえてきたマユの声にジョウスケは振り向く。
「なんで、ジョウスケさんはそこまでしてくれるんですか?」
不思議そうな顔をして聞いてくるマユにジョウスケは頭をかきながら答える。
「兄弟の感動の再会が見たいだけだよ」
そう言って、ジョウスケは自分の部屋に戻っていく。
・・・・・・言える筈が無い。「君が好きになったから、君の為に何かをしてやりたい」なんて、自分のキャラじゃないのだから。
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